白黒ミドリ 初のCD作品 2012年11月7日 全国発売!
2004年、卒業後に再会した高校の先輩後輩で結成する三人のバンド。
バンド結成より8年の間に出来た曲の中から選ばれた九曲。
マイペースすぎる活動を続け、2009年ついに音源制作開始の為ライブ活動を休止。
2012年完成した初のCD「話の続きを」
フィッシュマンズ、竹村延和、ボアダムスを手がけた関西アンダーグラウンドシーンには欠かせない林皇志をエンジニアに迎え、2年間かけて丁寧に制作。
やっち(ムーズムズ )にフェンダーローズで、 前田洋二にコントラバスで参加してもらってます。
ジャケットは様々な媒体で活躍するwassaさん。
北欧系、USスローコア好きから渋谷系ファンまで虜にする響き。ライブは可能な限りフロアライブで行います。空気感を大切に。
来ていただけたら生演奏も見られます。
僕らから直接の通販もさせていただけます。
詳しくは、このページの下にあるコンタクトフォームより、よろしくお願いします。
何かおまけがつくかも。
tower record、ディスクユニオン、エジプトレコード
置いていただける店舗の詳細はブログの方にも掲載していきます。
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いただいたコメント
いつから、音楽がただ単にパッケージングされた商品になってしまったんだろうと思う。音を飾り立て、上辺の詞を歌い、コラボだなんだ、それさえも今や話題性は全くない。これから先の人生で僕はもうCDを買う事などほとんど無いだろうと思う。
しかし、とあるきっかけで知る事となった、「白黒ミドリ」という少し変わった名前の、ごくありふれたトリオバンドのファーストアルバム「話の続きを」は、もう聴く亊は叶わないのではないかとさえ思っていた、ごくありふれた音楽と歌で溢れていた。
今の時代にこれだけシンプルに音と歌をCDというフォーマットに落とし込むのは至難の業だったのではないかと想像する。少し油断すれば、売れると良いなとか、綺麗な音にしたいとか、話題性をとか、コンセプチュアルにとか、とにかく付加価値を付けようという考えが湧いてきたはずだ。そうやって、多くのミュージシャン達は付加価値で添加された音楽、パッケージングされ均質化された商品を製造してしまう事になる。
そんな中彼らは、ただシンプルに今自分達がならすべき音、歌うべき言葉に正面から向き合い、丁寧に楽曲を作り演奏しそしてそれを一つ一つ録音していったのだろう。そうして、出来上がったアルバムは、普遍的なサウンドでありながらも、本来、人が誰しも等しく奇妙な存在である様に、何とも形容し難い不思議な感触と余韻を僕に与えてくれた。
それは、かつて、中学生だった頃にクリームやジミヘン、ニルヴァーナを初めてCDで聴いた時に感じた奇妙な愛しい様な違和感にも似ている。ひょっとしたらこれから、音楽は僕等の下に帰ってくるかもしれない。話の続きはもう僕等の手の中にきっとある。
吉田航 月夜と少年 様
普遍性の高いオーソドックスな歌声とメロディを支えるのは、オルタナ・カントリーやスロウコア、さらには関西アンダーグラウンドの土壌から生まれてきた、とても静かで穏やかなアンサンブル。
けれど、インディ特有のラフな感じではなくて、音数は少ないけれど安定感の演奏力が、バンド全体の「揺るぎなさ」を堂々と物語っています。
ゆっくりと円を描きながらすこしずつ上昇してゆくような、控えめながらも確実に雄大なアルバム。これは素晴らしいですよ!
sunrain records ゆーきゃん 様
きちんと作り手の匂いが感じられるサウンドにのせて、喜怒哀楽の向こう側が丁寧に描かれている、純度の高いポップスアルバム。
ボーカル則直が目の前で語りかけているようなオープニング「話の続きを」から始まり、ギターのアルペジオが重なっていく度に地面からフワリと身体が舞い上がっていくような「日傘」、メランコリックな夏の風景を思い起こされるワルツ「屋上」、遊び心でしかない「回送」(こういう曲がアルバムに入っていると嬉しくなる)、ライブで披露され音源化が待たれていた人気曲の「遠い空」や「グラス」など、2年に及んだ制作で生まれた楽曲たちが余すことなく収録されている。
彼等の真骨頂ともいえるであろう、静かに、そして穏やかに感情を爆発させるスローナンバー「グライダー」は必聴。 とにもかくにも、傑作であります。
井戸健人 (スーパーノア、イツキライカ) 様